ISU-WORKS

山上木工は、北海道・オホーツクエリアの津別町にある木製家具工場です。1950年の創業以来、職人の手仕事と最新技術を融合させたものづくりを続けています。北海道産の広葉樹を主材とし、自然の風合いを活かした家具を製造。三代にわたって受け継がれてきた確かな技術と感性をもとに、現在はオリジナルブランド「ISU-WORKS」を中心に、全国へ向けた製品づくりを行っています。 工場には、小型ながら高性能な5軸CNCマシンを3台、汎用NCマシンを7台、合計10台のNC機を導入。さらに木工汎用機を含めると約100台の設備を備えており、複雑な曲面加工から精密な仕上げまで、幅広い木工技術に対応しています。こうした機械力と、長年にわたって積み上げてきた加工ノウハウにより、小ロットの特注家具から大型案件まで、柔軟かつ高品質な生産を実現しています。 また、素材の乾燥から加工、塗装、組み立てまでを一貫して自社内で行う体制を整え、高い品質管理のもと安定した製品供給を可能にしています。最近では、地域資源の新たな可能性として、カラマツ材を高強度化する圧密技術にも取り組んでおり、これまで以上に素材の活用範囲を広げています。山上木工は、ものづくりの現場から、持続可能で美しい暮らしのかたちを提案し続けています。