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デザインの役割

美意識を、どうやって「産業の力」に変えるか

「美しいものをつくる」だけでは、産地は続かない。デザインとは、形をつくることではなく、価値を伝え、人と産業をつなぐ力である——本トークセッションでは、そんな問いを出発点に、旭川の家具づくりを担うつくり手たちが、それぞれの「美意識」と「経営の現実」について率直に語り合います。長く使い続けられる家具をつくること。それはものづくりへの誠実さであると同時に、持続可能な産地を支えるビジネスの核心でもあります。本セッションでは、単なる造形としてのデザインを超えた「戦略としてのデザイン」を軸に、各メーカーが大切にする美の哲学と、それを産業の力へと変換するための実践と挑戦を深掘りします。

開催日時

2026年5月21日(木) 10:30–12:00

場所

旭川デザインセンター(北海道旭川市永山2条10丁目1-35)

登壇者

岡田明子(飛騨産業株式会社 代表取締役社長 )
染谷哲義(株式会社カンディハウス 代表取締役社長)
平田祥貴(有限会社平田椅子製作所 取締役 事業統括マネージャー)
ファシリテーター:倉本仁(JIN KURAMOTO STUDIO)

川上 元美

Motomi Kawakami

VOID株式会社

1940年兵庫県生まれ。東京藝術大学大学院修了後、アンジェロ・マンジャロッティ建築事務所(ミラノ)勤務(1966-’69)。プロダクト、インテリア、環境デザインなどに従事しヒューマンなものづくり環境づくりを心がけている。毎日デザイン賞、国井喜太郎産業工芸賞、グッドデザイン賞金賞、土木学会・田中賞、iF賞、German Design Award、AACA賞等受賞多数。(公財)日本デザイン振興会元会長。

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深澤 直人

Naoto Fukasawa

VOID株式会社

世界的に活躍する日本人デザイナー。1956年生まれ。デザイナーの個性を主張するのではなく、生活者の視点にたって人の想いを可視化する静かで力のあるデザインに定評がある。日用品や電子精密機器からモビリティ、家具、インテリア、建築に至るまで手がけるデザインの領域は広く多岐に渡る。デザインを通して対象の本質にせまる力、その思想や表現などは国や領域を超えて高い評価を得ている。世界で最も影響力のあるデザイナーの一人である。Collab Design Excellence Award 2024など受賞歴多数。THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION 設立者。多摩美術大学副学長。日本民藝館館長。

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芦沢 啓治

Keiji Ashizawa

VOID株式会社

2005 年に芦沢啓治建築設計事務所設立。 2011 年東日本大震災をきっかけに公共工房から始まった石巻工房の共同代表も務める。「正直なデザイン/Honest Design」をモットーに、クラフトを重視しながら国内外の建築、インテリア、家具などトータルにデザイン。プロダクトデザインにおいては、Karimoku Case、KOKUYO、Audo Copenhagen などの家具ブランドとの仕事を手掛け、近年の建築プロジェクトでは TRUNK(HOTEL) YOYOGI PARK、国内外の Blue Bottle Coffee は8店舗をデザインしている。

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倉本 仁

Jin Kuramoto

プロダクトデザイナー
JIN KURAMOTO STUDIO

1976年兵庫県生まれ。1999年金沢美術工芸大学工業デザイン専攻卒業。家電メーカーにて工業デザイナーとして勤務の後、2008年に東京目黒に『JIN KURAMOTO STUDIO』を開設。プロジェクトのコンセプトやストーリーを明快な造形表現で伝えるアプローチで家具、家電製品、アイウェアから自動車まで多彩なジャンルのデザイン開発に携わる。素材や材料を直に触りながら機能や構造の試行錯誤を繰り返す実践的な開発プロセスを重視し、プロトタイピングが行われている自身の“スタジオ”は常にインスピレーションと発見に溢れている。

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